顧客企業自らが本質的な課題に気づき、最適な解決策を自ら導き実行することを援助する「プロセス型コンサルティング」
プロセス型コンサルティング(プロセス・コンサルテーションと同義語)では、「対話」と「集団プロセスへの介入」によって、顧客企業自身が本質的課題を特定し、その解決に向かって動き出すことを支援するコンサルティングアプローチです。
大手企業は60年以上前から活用してきたコンサルティングアプローチ顧客業界の専門情報・専門知識を提供して対価を得る先生型コンサルティングとは異なるアプローチですが、顧客企業内でコンセンサスを得た計画を社員一丸となって行動をすることに繋がりやすいことから、大きな成果を上げています。実際に60年以上も前から大手企業の多くがこのプロセス型コンサルティングを活用してきました。
中小企業への支援方法として数年前から注目が集まっている
多くの業界でこれまでの常識が覆されるような変化が起きている今日、大手企業に限らず中小規模の企業であってもこのプロセス型のコンサルティング・アプローチは有効であり不可欠であると言われるようになっています(中小企業庁「経営力再構築伴走支援」)。
プロセスコンサルティングのスキルを持つ人が少ない
プロセス型コンサルティングの需要は今後さらに高まることが予想されますが、そのスキルを持つコンサルタントの多くは大企業への活動にほぼ限定しています。プロセス型コンサルティングで中小企業を支援する意欲とスキルのあるコンサルタントが今強く求められています。
※小規模企業に対する今後の支援施策は、中小企業庁「経営力再構築伴走支援ガイドライン」(令和4年)でも詳しく記載されています。
https://www.smrj.go.jp/sme/consulting/hands-on/fbrion0000004i8q-att/guideline.pdf